筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター 障害者支援研究部(視覚障害部門)

アクティブラーニング環境構築事業

視覚障害学生のためのメディア変換サービス

メディア変換サービスの概要図
メディア変換サービスの概要を表示

『視覚障害学生のためのメディア変換サービス』は,大学等で使用する教科書を始めとする教材・学修資料を,貴校の学生の視覚障害特性に合わせて,点字・DAISY・拡大文字などのメディアに変換し提供するものです。例えば,「教材のテキストデータはあるが,点字データがない」「PDFはあるが,音声DAISYが必要だ」など,視覚障害学生のニーズに合わせた形式が必要な場合にご活用ください。

以下の各項目を一読いただき,ご利用ください。

提供可能な形式

教材の元データ(変換元)をお送りいただければ,当方で必要な形式(変換先)に変換します。例えば,テキストデータをお送りいただければ,点字データ(BSE, BES形式など)に変換します。必要な場合は,実費で点字冊子としてお送りします。

変換元の形式(貴校から提供いただくデータ)

以下の形式に対応しています。

変換先の形式(本サービスで変換し,貴校に提供するデータ)

変換元の形式を,学生の視覚障害特性にあった形式に変換し提供します。

ご依頼方法・お問い合わせ

ご依頼内容を,下記までメールでお知らせください。

〒305-8521 茨城県つくば市春日4-12-7
筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター
障害者支援研究部内 事務局
電話:029-858-9585
ファクス:029-858-9587
E-mail:order2@ntut-braille-net.org

初回ご依頼時は,学生の視覚特性や支援状況などをうかがい,最適なメディア形式を相談させていただきますので,お早めにご依頼ください。 なお,1回に依頼する資料の量は,例えば印刷物ではA4版10ページ程度を目安とさせてください。それを上回るときには、個別に相談に応じます。作業期間は,分量・メディア形式によりますが,1週間程度を目安とさせてください。

プライバシー保護・著作権遵守など

プライバシー保護のために,ご依頼者の大学名や氏名等をみだりに公表することはありません。報告書等に記載する必要が生じた場合には、事前に相談いたします。

著作権法第37条(視覚障害者等のための複製等)で規定された範囲で、著作物の複製・翻訳等を行い、それを超えて著作権者の権利を侵害することはいたしません。

依頼により作成した資料やデータは障害者高等教育研究支援センターに保存し、同じ教材の変換依頼など2次利用する可能性があります。その場合も、必要に応じてご依頼者に連絡を差し上げます。

本サービスは,本格運用開始を目指した試験運用段階であり,初の試みですので,設備・人員・経験などが充分でないためご希望に添えない場合もあります。